白馬バレー・小谷で楽しむ秋のきのこ狩り|長野で味わう本格フォレージング体験

白馬バレー・小谷で楽しむ秋のきのこ狩り|長野で味わう本格フォレージング体験

日本で忘れられない秋の体験をお探しですか?長野県小谷村(白馬バレーエリア)で開催されるガイド付ききのこ狩りツアーに参加してみましょう。森が黄金色や赤に染まる季節、静かな山道を歩きながら、野生のきのこの見分け方を学び、澄んだ高原の空気を感じることができます。白馬の有名なスキーリゾートから車でアクセスできるこの本格的な自然体験は、日本アルプスの絶景に囲まれながら秋の魅力を満喫する絶好のアクティビティです。

Guide explaining mushroom picking at Otari Nature School in Nagano

ツアーの案内をしてくれたのは、おたり自然学校のおびさん。まずは、きのこと日本の自然生態系における役割について、興味深いお話から始まりました。世界には約15万種類のきのこが存在し、そのうちおよそ6,000種が日本に自生しているといわれます。その中で正式に認められているのは約2,000種、そして食用とされているのはわずか100種類ほどだそうです。また、「きのこ」という日本語は「木の子」に由来し、木の根元や森の陰で育つその姿は、まさに“木の子どもたち”という名にふさわしい存在です。

Guide and two women head into the Nagano forests in Otari to start mushroom picking.

説明のあと、おびさんの案内で白馬バレーの中心にある小谷の秋の森へと入っていきました。腰に籐かごを結びつけ、色づいた木々の間を進みながら、草木をかき分け、なだらかな斜面を登ってきのこを探します。人の気配のない静かな森の中、澄んだ山の空気と自然の音に包まれるこの体験は、まさに本物の自然と向き合う時間でした。

A hand holds a red mushroom over a spring in the forest of Nagano, Japan

森の中では、さまざまな種類のきのこに出会いました。小さく繊細な茶色の傘のものから、鮮やかな赤色が印象的な「タマゴタケ」まで。そのひとつひとつについて、おびさんが丁寧に説明してくれます。触った感触や香り、加熱したときの風味の違い、そして食用と毒きのこの見分け方まで、まるで自然の教室のようでした。

木の根元や落ち葉の間、斜面のあちこちにきのこが顔を出しています。おびさんの優しいガイドのもと、参加者は自由にきのこを探すことができ、学びながら夢中で森を歩き回りました。日本の森をここまで深く体験できる機会はめったになく、地元の専門家と一緒に、実際に自分の手で野生のきのこを採るという貴重で特別な体験となりました。

ツアーの最初に、おびさんからこの体験の目的についても説明がありました。それは「自分で食べる分だけを採る」ということ。採取したきのこは、その後ランチとして調理され、自分で採ったきのこを新鮮なうちに味わうことができます。ツアーでは、食用として知られる一般的な野生きのこのみを採取対象としており、森の生態系や資源を守ることを大切にしています。また、過剰採取を防ぐため、きのこはその場での食事にのみ使用し、持ち帰ることはできません。

Cooking colourful mushrooms in a Nabe pot.

森できのこを採ったあとは、収穫したものを仕分けして丁寧に洗い、そのまま温かく美味しい料理へと変わっていきます。きのこは鍋料理やサクサクの天ぷらに調理され、日本らしい定番の味わいを、自分たちで採ったきのこで楽しむことができました。自分の手で摘んだ食材を味わう喜びは格別で、普段きのこが苦手な人でも思わず笑顔になるほどの美味しさ。採るところから食べるところまで、学びと発見に満ちたこの体験は、長野の秋を存分に感じられるとても贅沢な時間でした。

Two girls displaying the various types of mushrooms they collected in Otari, Nagano, Japan

参加料金は曜日によって異なります。週末・祝日は大人8,000円(税込8,800円)、小学生は7,000円(税込7,700円)。平日は大人7,000円(税込7,700円)、小学生は6,000円(税込6,600円)です。料金にはガイド料、新鮮なきのこを使ったランチ、保険、消費税が含まれています。

Otari Nature School guide explaining mushroom picking to two girls in the forest of Otari, Nagano

長野県の白馬バレーに位置するおたり自然学校では、年間を通してきのこ狩りをはじめとする多彩な自然体験プログラムを開催しています。人気のきのこ狩りツアーのほかにも、春には山菜採り、冬には猟師体験など、小谷の森でしか味わえないアクティビティが楽しめます。どのプログラムも、日本の豊かな山の生態系や里山文化に触れながら、自然とのつながりを感じられる内容となっています。

Variety of colourful mushrooms being displayed on a rattan tray.

秋のきのこ狩りシーズンは、紅葉が美しい10月1日から11月16日まで。小谷の森が赤や黄金色に染まるこの時期が、最も魅力的な季節です。また、7月には新緑の中で楽しめる夏のセッションも開催され、異なる季節ならではの体験が味わえます。

白馬にあるHakuba Bears Lodge Echolandにご宿泊のお客様は、白馬村内でのこうした体験アクティビティの予約や手配をお手伝いしています。さらに、アクティビティ会場までの無料送迎サービスもあり、快適で思い出に残る滞在をサポートします。秋でも夏でも、小谷でのきのこ狩りは長野の自然と旬の味覚を楽しむうえで欠かせない体験です。

おたり自然学校の公式サイトはこちらからご覧いただけます。

よくある質問(FAQ)

きのこ狩りの開催時期はいつですか?

秋のきのこ狩りツアーは、2025年10月1日〜11月16日に開催されます。日によっては開催されない場合もあるため、事前に最新のスケジュールをご確認ください。夏の新緑シーズンには、7月14日〜19日に短縮版の「ライトプログラム」も実施されます。

ツアーの開始時間は何時ですか?

メインプログラムは午前8時30分〜午後1時15分までで、ガイド付きの採取体験ときのこランチが含まれます。午後のライトプログラムは午後1時50分〜午後4時40分までで、採れたてきのこのスープの試食が楽しめます。

集合場所はどこですか?

集合場所は「石坂森の探検村」(〒399-9421 長野県北安曇郡小谷村中小谷平8457)です。カーナビで表示されない場合は、Googleマップをご利用ください。きのこの発生状況により集合場所が変更となる場合があり、その際は事前に連絡があります。

料金はいくらですか?

週末・祝日は大人8,000円(税込8,800円)、小学生7,000円(税込7,700円)。平日は大人7,000円(税込7,700円)、子ども6,000円(税込6,600円)です。料金にはガイド料、きのこランチ、保険、消費税が含まれます。ライトプログラムは日程・年齢により4,500〜5,500円となります。

割引はありますか?

「石坂森の探検村」に宿泊のお客様は割引が適用されます。テントサイトは1人あたり500円引き、バンガローBタイプは700円引き、Aタイプは1,000円引きとなります。事前決済後、現地にて割引分が返金されます。

誰でも参加できますか?

対象は小学4年生から69歳までの健康な方で、未舗装の山道を約2時間半歩ける方となります。心臓疾患のある方や妊娠中の方は参加できません。1回につき最大9名まで、最少催行人数は2名です。1名での参加希望者は、開催1週間前の時点で空きがある場合に参加可能です。

服装や持ち物は?

汚れても良い長袖・長ズボンでご参加ください。軍手、雨具、500ml程度の飲み物をお持ちください。長靴の着用が必須で、事前予約により1足300円でレンタルも可能です。登山靴は不向きですのでご注意ください。安全のため、服装や装備には十分ご配慮ください。

ガイドは英語を話せますか?

ガイドは日本語のみ対応ですが、視覚的にわかりやすいアクティビティのため、英語が話せない方でも十分に楽しめます。簡単な日本語理解があれば問題なく、バイリンガルの同行者がいればより安心です。

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